1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
それから富士見丘学園あるいは南九州学園あるいは林昌学園、そのほかにも二、三あるように聞いておりますが、この問題は学生のみならず、多くの父兄に非常な不安を与えました。
それから富士見丘学園あるいは南九州学園あるいは林昌学園、そのほかにも二、三あるように聞いておりますが、この問題は学生のみならず、多くの父兄に非常な不安を与えました。
ただ、一点御指摘を申し上げたい点は、文部省といたしましては、四月の二十四日にこの南九州学園が不渡り手形を出した、その時点で初めてこういったずさんな経営といいますか、内容を知ったような次第でございまして、その意味ではまことにどうも申しわけなかったわけでございまするが、先ほど局長から答弁をさしていただきましたように、私立学校を設置いたしますときには、二つの審議会の議を経ないと設置ができないわけでございます
でありますので、もちろんこの十三億の膨大な借金が、国が認めたんだから全部国の責任だというのではなくして、少なくとも父兄に対する一千四百万というこの膨大な寄付行為等は、今後この南九州学園の高校なり短大への入学者がますます減少する結果を招来するのではないか。これについては、文部省はもう少し思いやりのある措置を指導すべきではないかと思うのです。
○兒玉委員 文部省当局にお伺いしたいのでございますが、実は南九州大学が本年発足をいたしましたが、設立後一カ月足らずで六百万円も不渡りを出し、その結果、内容的に財政面において十億をこえる赤字のために、この再建策が非常に危ぶまれ、また、同一人が経営する南九州学園の高校なり短大等も、非常に学校の経営に対しまして父兄の不信がわいておるようでございます。